ウインドウズのTIPSを検索エンジンで調べていたら,ふと妙なページにたどり着いた。ちょっとした暗号とともに,ディレクトリ構造図が書かれている。なんのことかと思ってディレクトリを掘り進んでいく。そこにある1個のファイル…,開いてみると…「CompanyName
マイクロソフト社の社内ネットワークにハッカーが侵入し,開発中のウインドウズやオフィスのプログラムに,最長60日にわたりアクセスされていることがわかった。社内へのアクセスパスワードは,ロシア・サンクトペテルブルグに送られていた。プログラム自体は無傷だったが,コードが盗まれたという報道もある。
このクラッキングに使われたのは「QAZ.TROJAN」というトロイ。3ヶ月ほど前から大量に出回っているもので,今となってはクラッカーにとって一般的なツールとなっている。よもやMSのシステムに仕掛ける奴がいるとは,恐れを知らない奴。MSは,クラッキングの対象として攻撃を仕掛けられる数は計り知れないほど,未遂のクラッキングはとてつもない数にのぼる。なのに,QAZなんて一般的なツールにやられるとは,ねぇ。
それにしても,次期ウインドウズ(ウィスラーだろうなぁ)が手に入ったら,なにをするだろう。それをたてに世界一早くXボックスを手に入れる? MSの悪口を云うのが商売になっているラリー・エリソンに売りつける?(ZDNet Newsの記事) それとも,誰かがいつか掘り起こすワイヤードのゴミ箱に放り込んでおくか…。今回はクラックした犯人が捕まるのは時間の問題の気がするが,その前になにか動いて欲しいものだ。私たちもゴミ箱の中にゴミしかないとは思わないほうがいい(ウインドウズ=ゴミという話は今回は置いといて:-D)。
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